名前を覚える
会社で名前分からん人何人かおるけど、かと言って名前覚えよう!!って程じゃない人。
そんな人と同じ仕事して、ちょこっと話したり話しかけられたり、話の内容はホンマ、『今日はいい天気ですね!』くらいのレベル。
ある日、そのレベルを越えて趣味の話しをしたとき、『あっ趣味が似てる』ってなった。
ほんでからしばらく喋り、趣味の話しが終わったとき、『この人の名前なんやろなあ?気になるけど今更聞くのもなあ。』って思うけど、相手も多分一緒。
まあええか!そのうち分かるやろ!って思ってその日は終了!!
何日か経って、またその人と喋ってる中、会社の先輩が『中・・君』って相手の名前を呼んだ!
声小さくてはっきり聞こえへんかったけど、中・・君、中田君?中井君?中谷君?相手の名前は『中』から始まる事は分かったけど、その先がまだ分からん状況。
多分『中田君』って言ってたと思うから、冒険して『中田君』って呼んでみようかなあ!?でも違う名前やったらやっぱ嫌やし。
ほんでから相手は多分、僕の名前を分かってへんと思うから、僕の方が今のところ一歩リードか?
次喋ったとき、相手が僕の名前を呼んだ。
しまった、先を越された。これはもう、田中角栄の名言にある『顔と名前を覚えよ』で、
『君、名前は?』と聞いて、相手が名字を言うと、『バカモン!それは知っとる。下の方の名前だ』と怒ってみせる。これで名字も名前も聞き出せる。一石二鳥だ!!
あかん、こんな波平みたいな感じで名前聞いたら『変な奴』のレッテル張られそうやし、これはもう冒険して中田君で行こうと思って『中田君』って言ってみた。ほんだらやっぱり中田君で正解!
なんかもう、難しいクイズの問題に正解したみたいでスッキリした!
っていうか、普通に名前を聞いたらいいだけの話しやねんけど、昔、テレビで誰かが『入社したらまず、仕事を覚える前に名前を覚えなさい!』って言ってた。
これを踏まえて名前を覚えて仕事をすると、相手に良く思われる事が多かったかなあって事を思い出しながら、名前を覚えんのは大事やなあみたいな話し!!