オクラ水を作る
今日の晩御飯は実家に呼ばれたので、何か実家に持って行こうと思い、スーパーへ買い物に行ったとき、オクラが安かったので、いつか作ろうと思ってたオクラ水を作り、実家へ持っていくことにした。
オクラ水は前に、『林修の今でしょ!講座』の番組内で紹介されてたけど、オクラ水は、高血圧や糖尿病といった生活習慣病をはじめ、めまいや腰痛、ひざ痛、アトピー、便秘、軟骨の再生など、さまざまな症状に効果を発揮している食事療法だそうです。
まずオクラを出して水洗いしてから切っていく作業。30本くらい買ったから、中々終わりません。
オクラを湯がかずに切るのは始めてやったけど、それでもネバネバするのがちょっとだけビックリやった!
切ったオクラを3時間ほど水に浸けとくとオクラ水の完成。
オクラには水溶性の食物繊維がたっぷりと含まれてるそうやから、切ったオクラを3時間くらい水に浸けて置くと、水溶性の食物繊維が水に溶け出してねばりがでます。
親父とおかんはよく蕎麦を食べるから、出汁の入れたオクラ水を蕎麦にかけて食べてもらおうと思い、オクラ水を持って、いざ実家へ。
実家へ行くと、おかんがホットプレートで餃子焼いてた。
昨日、イオンで買い物したとき、大阪王将の冷凍餃子が1袋138円と安かったそうやから、10袋買ったそう。
更に冷蔵庫には、ポテトサラダも入ってた。
あれっ?蕎麦は?
今日は蕎麦は食べないそう。残念、僕は目測を誤ってしまった。
そうこうしているうちに餃子の出来上がり。
久しぶりに食べる餃子。ハイボールを飲みながらの餃子はやっぱ旨いっ!!
そんな中、急に親父が『今日は蕎麦せえへんの?』とおかんに言い出した。
冷蔵庫の中に蕎麦があったから、おかんは急遽、親父に蕎麦を作ることにした。
蕎麦を作るおかんを見て、僕は親父に蕎麦と一緒にオクラ水も食べてもらおうと思い、オクラ水を用意してるなか、とても大切なことを思い出した。
しまった。親父には歯がなかった。
親父は歯を全部抜いてもう10年くらいになるけど、入れ歯をするのが嫌で、ずっと歯茎だけで食べ物を咀嚼してきた。
前に親父がたこ焼きを食べたとき、熱かったのか、すぐにたこ焼きを口から出してたけど、たこ焼きの熱さが歯茎にダイレクトに伝わることを思うと、それは本当に熱かったと思う。
歯茎だけで林檎の丸かじりに挑戦したときは、普通は『シャリッ』とかいうと思うけど、親父が丸かじりすると『ハミュッハミュッ』って音が聞こえた。
そして、僕が用意したオクラ水のオクラはみじん切りじゃなかったので、歯茎しかない親父にとっては、普通に切っただけのオクラは厳し過ぎることに気付き、親父には結局、オクラの入ってないオクラ水を蕎麦と一緒に飲んでもらうことにした。
そうこうして、実家での晩御飯は終了したけど、次に実家へオクラ水を持って行くときは、オクラをみじん切りして持って行こうと反省しました。
そして今、僕の冷蔵庫の中には、親に強引に持って帰れと渡された、余った大阪王将の冷凍餃子6袋とポテトサラダと余ったオクラ水、冷蔵庫がパンパンです。